おふみの共働き不妊治療の日々

夫32歳、妻31歳。看護師をしながら不妊治療にチャレンジしています。

不妊治療クリニック後にまた喧嘩。でも子どものために結婚したわけではない。

年明け早々良くないタイトルですが笑

ピルを飲み終えたため年末に不妊治療クリニックへ行き、年明け、本日夜よりついに自己注射が開始となります。

 

でも自己注射ってぜったい身体的にも精神的にもしんどいし、アンプル割ってシリンジで吸って、という手間かかる方法より、さくっとできて針も細いペン型の方を指名しました。

そしたら看護師さんが後でこそっと来てくれて、

「シリンジとペン型では、1日5000円ほど違いますよ。もし手技に抵抗なければシリンジの方がいいんじゃないかと思って・・・」と言ってくださいました。

 

少し安いとは聞いてたけど、1日5000円も違うとは・・・!!

5000円×5日=25000円。もうそうなると話はかわってきます笑

早々に、シリンジタイプで打っていくことを決意しました笑

 

いざ、自己注射の説明を受けると、やっぱりどきどきします。

自己注射は患者さんに自分が指導してきた立場だし、病院で人様に針を打ちまくってる立場だし、抵抗はないつもりでした。

でも、これを自分で打つのか、と思うと、たしかに手が震えそう。

というか、こんな説明だけで、医療関係じゃない人でシリンジを決意した人は打ってるなんて、本当にすごいなと思いました。

 

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さて帰りの車。

私「うちが看護師やからシリンジでできるんやでー(別にそういうわけではない)。これで他の人より25000円も得してるんやでー。」

と、さもありがたがってもらおうと夫に言うと

夫「へー」

という返答。

 

なんなん。カチンときた私。

 

私「採卵の日は、14か15日やから。その日は先生も、旦那さんもできたら一緒にきてくださいって言うてたから空けれるようにしておいてね。」

夫「え、14日は無理やー。15日はなんとかできるかもやけど。14日は無理やー。それって何する日?俺も絶対行かなあかんの?俺行ってなにするの?」

 

ここでブチ切れました。

私「あのさぁ、何回も言うてるやん。卵とる日って。なにするって、妻が卵巣に針刺されて卵取る日やん。いうたら手術みたいなもんやん。あんたは、妻が手術する日に、仕事を休まれへんからっていうて付き添いもせんの。これからの自己注射だって痛いねんで、自分で自分に針をこれから毎日刺すねんで、あんたできる?自分のことじゃないから興味ないのはわかるけど、もうちょっと治療の方針とか、私が言ったこと覚えといてくれる!?」

 

そしたら

夫「俺だってお前の気持ちわかってあげたいけど、そんなん100%わかるわけないやん!!そんな言い方せんでもええやん。俺だってできへんこともあるやん!!」

 

と、いわゆるわけわからん逆ギレをされました。

 

こんなあほな怒り方するほど、この人いってしもたんか・・・

怒りが静まりました。がっかりしました。こんなん初めてでした。

怒りを表出するってことは、まだ、この人に伝えたい気持ちがあるから、分かってほしい気持ちがあるから、怒れるのだと思います。

 

でも、この逆切れを聞いたとき、すーーん・・・と怒りが遠くの彼方へ。

あきらめ、そう、夫にあきらめてしまった瞬間でした。

 

マザーテレサのかの有名な言葉

「愛の反対は無関心」

これがすっと、頭をよぎりました。

 

 

年末、私の実家に行ったときも、夫は最初こそ両親の話を聞いてるのですが、途中から携帯を触りだす始末。またうとうと眠りだす始末。

とーっっても失礼な人だと思いました。

ぼーっとして変なことする時は今までもあったけど、ここまで非常識で、家族に優しくない人とは思いませんでした。

 

そして、もう、この人にはなにも期待できない、離婚してしまった方がお互いイライラせんし、相手になにも期待せずにいる関係って結婚してる意味があるのか、と、年末のエピソードも交えて母に相談しました。

 

すると母親は

母「あんたがしんどいのはわかる。でも、こどものために結婚したんじゃないやろ?結婚してこども3人産んで育てた先輩として思うこと。夫婦とか、結婚て何?って考えたとき、こどもはおまけ。縁があって巡り会った2人が、長い間一緒に歩んでいくことで、こどもを作り育てることではないと思うで。」

母「携帯いじってたんは、うちに慣れてくれはったんやと思ったで。すぐに寝れるのはすごい特技やな。」

母「あんたが怒ってしまうのは、どっかに彼のせいで不妊治療してるっていう気持ちがあるからやと思うで。でも旦那さんも好きで不妊になったわけじゃないやろ。」

母「あんな優しい人はなかなかおらんで。」

 

と。ああ、母親ってすごいなぁ。

おもわず泣いてしまいました。

私はまだ未熟だから、こんな考え方できませんでした。

そうだった、こどものためにこの人と結婚したんではなくて、この人が好きやから結婚したんだったなぁ・・・。

自分は仕事して家事して治療して大変、でも子どもが欲しい。夫だって子ども欲しいって言うてるくせに仕事だけして、なんで私に何の気遣いもせんの・・・・。

 

その考えが中心にあったから、不妊治療に積極的に参加してくれない夫に対して怒り爆発でした。

でもそもそも、子ども作るために結婚したわけではないし。

そう、クリニックへ行かなければ、私たちはとくに喧嘩する火種はない。

私が怒って夫を責めるのは、夫の悪いところを明らかにして罪を理解させることが目的ではなくて、ただ、私を気遣ってほしいだけ。

でも、きっと夫も、それを求められるからこそ、意固地になって、自分だって仕事が大変やからできない!!て、自分を気遣ってほしくなって、意地をはるんかなぁ、と思ったり・・・。

夫は自分の鏡なのでしょうね。

あー夫婦って難しい!!

 

さぁ今晩から始まる自己注射。夫にも私のお腹かお尻に打たせてあげようと思います。

こわいって言うてやりたがらないけど、その怖さを体験してもらわないとw

 

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