採卵後、卵巣過剰刺激症候群になる
大変久しぶりの更新になってしまいました。
採卵のあと、やはり卵巣が腫れてしまい、軽度の卵巣過剰症候群(OHSS)になってしまいました。
本来、卵巣は3〜4cmですが、左右ともに7〜8cmまで大きくなってしまいました。
そしてもれなく腹水が貯まりました。
なぜ腹水が貯まるかというと、大きくなった卵巣から「血管作動因子」が産生・分泌され、血管透過性が亢進するから、だそうです。
難しい・・・イメージとしては、パンパンに腫れた卵巣の血管からなら、たしかになんか水分が漏れ出そうやな〜、というかんじ笑。(パンパンに腫れた浮腫の足とかも、水分漏れてくるしね!笑)
そして腹水が貯まるため、いろんな症状と費用がかかりました・・・。
卵巣過剰刺激症候群についての覚え書きとしてのせておきます><
OHSSになりやすい人(リスク要因)
・35歳以下
・やせている
・多嚢胞生卵巣症候群(PCOS)
・卵巣過剰症候群(OHSS)になったことがある
・hCG製剤の使用
・排卵誘発時に成熟卵胞が10個以上
・妊娠している
今回はアンタゴニスト法で刺激しましたが、hCG製剤使用しましたもんね。
そして10個以上の卵、31歳、などがリスク要因にあてはまったかんじでしょうか。
OHSSの一般的な症状
・下腹部の張り、吐き気、嘔吐
・体重増加
・呼吸困難
・脱水
・腹痛
・血栓症
などがあるようです。
血栓や胸水は重度のOHSSだと思います。
私が苦しんだ症状ランキング!
1位!腹部膨満感!
お腹が張って張って、座るのがしんどかったです。自転車にもまっすぐ乗れませんでした。そして自転車の段差の振動が辛い!ので、常に立ちこぎしてました笑
2位!頻尿!
もともとトイレが近いのですが、腫れた卵巣と腹水のせいなのか、膀胱が圧迫されているのか、とにかくトイレが近い!そして尿が少ない。夜中に3回、トレイへ行くこともありました・・・あれは辛い。
3位!腹痛!と、お腹重い!全身だるい!
いてて・・・というかんじでたまにくる腹痛と、基本お腹が重たい!ので、走るのしんどい。というか走る気力もなかったです笑
私が受けた治療と費用
軽度だったので、入院までには至らず、病院での頻回の診察と注射で済みました。
しかしこれが・・・更なる自己負担額の増加となりました><
病院で打ってもらうときはセトロタイド、自宅で打つときはガニレストを自己注射しました。あれだけ騒いでた自己注射も、もう慣れたもんです・・・泣
ただ、これがまた自費やから高いんですよ。
セトロタイド ¥13500!!
ガニレスト ¥7500!!
これらにもれなく消費税がかかり!8日間打ち続けた結果!
¥86400 追加でかかりましたとさ!え〜ん
ちなみに採卵準備〜凍結まで(OHSS治療費込み)の値段は
¥728000!!!!ぎゃーす!!!
お金の話はまた改めてまとめたいと思います・・・泣
軽度・中度のOHSSの過ごし方
先生には「安静にしてね、無理しちゃだめよ」と言われたけれど、採卵終わってるし普通に日勤も夜勤もあるし、ドクターストップかかってるわけちゃうし、どないして安静にせいっちゅうねん、と心の中で突っ込んでいました。
ので、安静にせず普通に働いていました。
でも職場でも、全然素早く動けなかったので、普段よりはゆっくり動いていたと思います笑
ほんとにお腹が張っていたので、お腹を突き出しながら、妊娠したらこんなかんじなんかな〜とか思いながら、水のたまったお腹をなでなでして過ごしていましたとさ。
今はすっかり腹水もひいて、移植にむけて準備中です!