おふみの共働き不妊治療の日々

夫32歳、妻31歳。看護師をしながら不妊治療にチャレンジしています。

病棟と私パニックのため、不妊治療上司へ言えず。

今回は病棟看護師としての、なんて日だ!!というエピソードがメインのお話になるかと思います笑

 

昨日は、当初の予定としては、わたしはフリー看護師(ケアや処置を中心にまわるひと)でしたので、師長も面接予定を入れてくれてたのだとおもいます。

フリーだとまだ気持ち的に楽。

面接で体外授精の話はせなあかんけど、仕事においては余裕しゃくしゃく!で行きました。

 

しかし!!!悲劇が。。。!!!

 

なんと前日の台風の影響で線路が陥没し、時間通りに来れない看護師がいました。

そうなると、フリーよりメンバーに人をまわさないといけません。

しかしただメンバーになるのではなく、1年目さんの指導などもあり、わたしはなんと、リーダーになってしまいました…

 

リーダーは病棟を仕切る人。4年目の私は、リーダーといえどもリーダー見習い、名ばかりのリーダーみたいなかんじです。

突如ふりかかる大プレッシャー!!!!

突如お腹が痛くなる!!!!

その日は朝の時点では、上司も「重症患者さんもいないし大丈夫大丈夫ー!」みたいなかんじでした。

 

しかし、2つ目の悲劇が。

なんとわたしが数日前にトラップを仕掛けてしまったようなインシデントが発覚したのです!

師長に報告するにも、時系列にまとめてくれな受け取りません、みたいなかんじです…激怒り!

 

そして3つ目の悲劇。

入院転入合わせて午後から、9人もきました。

いつもはだいたい平均4人くらい。4チームに分かれて動いているので、各チーム2人の入院転入とっても、まだ来るで!みたいな。

もう、病棟大パニック!

もちろん私も、大パニック!

しかも外来受診とかこんな日に限って多いし!

しかも助手さんも台風の交通事情で1人来えへんし!!

もう普通に、逃げたい、ておもいました笑

 

インシデントレポートの作成や委員会もその日にしなければならず、そんなこんなで終わったのが22時。

自分が起こしてしまったインシデントで他のメンバー、もちろん患者さんにも迷惑をかけてしまい、泣きたかったけど、泣く暇なく忙しく、19時くらいに先輩から優しい言葉をかけてもらって泣きそうになるが、業務の終わりが見えず、涙もスッと引いていき、

22時には精神的にチーーン。。。。てなりました。座ったら立ち上がれない、て、このこと笑

その頃には冷静にインシデントを把握できるようになりました…笑泣

 

 

そしてもちろん面接はなし。

体外授精の話や、休み希望の話などはできず。

でも明日までに師長に話して休み調整の相談をしないと、最短の体外授精に間に合いません。

気が重たいなぁ…昨日の余裕しゃくしゃくはなんやったんや…

人工授精後 不妊治療のしんどさを垣間見る

人工授精の後、3日、7日後に、HCGの注射を打ってもらいにいきました。

 

わたしは2交代の病棟看護師をしています。うまく休みや明けが合えば行けますが、仕事も遅いし体力もないので、日勤終わりや夜勤前は、身体的にもちません。

 

しかし人工授精後の注射の日程は、有無を言わさず提示されました。

 

 

「その日は仕事なんですけど…」

「そしたら夜の21:45に来てください」

 

 

仕事をしながらでも通えるような配慮をしてくれてます。ありがたい。ありがたいんですが。

 

クリニックまでは自転車で25分。日勤で緊張感張り詰めた中仕事を駆け抜けて、仕事終わりに25分チャリ走らせて、予約やゆうても30分は待って、痛い注射されて(痛がりなんです…)、また25分チャリ漕いで帰るのか。

 

なんだか…考えただけでげんなり。

 

追い討ちをかけるように、旦那が珍しく休みだったのに。のに、家に帰ると旦那が食べた後の食器が洗わずにおいてある。

 

そして21:45なら、夫が友達とごはん食べた後でも帰ってきてくれて、クリニックまで一緒に行ってくれるかなと思いラインすると

 

夫「それまでには終わらへんからたぶん無理やわ」

 

 

ここで完全に切れました。

 

 

仕事終わりに、夜遅く寒い中、自転車こいで、注射だけのために、なんかの病気でもないのに、痛い思いをするために出かける妻に、労いの言葉はないのか。行けなくてごめん、とかないんか。

 

てかそもそもあんたの精子が……とか、思ってはいけないことも思ってしまいます。

 

結果としては、早めにご飯が終わったので、送ってはもらえました。でも、思ってることは雰囲気悪く伝えました…笑(精子の件以外)

 

そしたら

夫「ありがとうって、思ってるけど、行動だけじゃなく言葉にも表していく」

 

え?行動…て、なに?

 

夫「だって今日だってご飯終わって帰ってきて、こうやって送ってるやん」

私「それはあんたが、妻のために能動的に早くご飯を切り上げたんではなく、偶然早くご飯がおわったから帰ってきただけじゃないん」

夫「そうやけど、でもこうやって送ってるやん」

 

なんて……なんて言い訳がましい!

送ってる、ていうのも腹立つ。

わざわざクリニックまで行ってくれてありがとう、て思ってたら、送ったってる感は出ないと思う。

 

私も…

仕事も忙しいし、正直心も体も仕事で疲れてて、さらに人工授精のあとの発熱、腹痛も結構ショックやって、このしんどい思いと、無理やり入れられる予定が、これからも続くのか……と思うと、旦那の甘えた心に合わせる余裕はゼロ、むしろマイナスでした。

 

 

ほんまに不妊治療て、女の人だけが大変になるんやな、て、実感しました。心も身体も。

そしてこんな思いでいる中、友人からラインで出産の報告がありました。その子には不妊治療してるて言うてないので、全然友達は悪くないんですが、自分はこんな感じで追い込まれてたので、

 

あ、これこの感覚、しんどい

 

とはじめて思いました。

 

 

普通の休みの日とかなら、まだ旦那の訴えや甘えも受け止める余裕があるのですが…

なんか、家庭崩壊の入り口?

 

お金は必要だけど、お金のためだけに、夫婦の仲も、自分の精神も身体も削って、赤ちゃんを作ろうとするなんて、なんか、変な感じやなぁ…

 

不妊治療、しんどい。

 

そう感じた日でした。