妊活中、不妊治療中にインフルエンザワクチンは接種可能?
インフルエンザの季節がいよいよ近づいてきました><
私は毎年予防接種しています。
接種する理由として、インフルエンザ予防接種をしても感染するときは感染します、が、接種前より症状が軽減しているからです。
看護学生のとき、病院勤務中と、これまで覚えている限り人生で2回感染しましたが、37度程度の微熱で済んできました。
(看護師を目指してからばっかり感染してますね笑。それだけ感染しやすいのでしょうか!またはストレス!笑)
また、病院で勤務しているため、これからの季節、当たり前のようにインフルエンザ患者さんが入院してきます。感染のリスクが日頃から高いので、接種していないと、いざ感染してしまった時に他医療者の人から「なんで接種してないの?」という冷たい目でみられる、ということもあります笑(私も病院勤務をしている以上、逆の立場だったら思います)
しかし今回、不妊治療をしているということで、予防接種してもいいのかな?という疑問がでたので、自分が働いてる病院の先生に聞いてみたり、自分なりに調べてみました。
今回の私の状況としては、人工授精後、10日目でした。受精卵が出来ているのか、ちゃんと分割しているのか、着床しているのか。妊娠してるのかまったく分からない状況ですが、妊娠の可能性あり、という状況ですね。
妊活・不妊治療中にインフルエンザ予防接種はしても良い
理由:インフルエンザワクチンは不活化ワクチンだから
だそうです。
予防接種ワクチンには2種類あり、
・生ワクチン(BCG、麻疹、風疹など)
病気の原因となる細菌やウイルスを生きたまま体内に注入する
・不活化ワクチン
細菌やウイルスの毒性をなくし免疫を作るのに必要な成分だけで作られたもの
つまり、「不活化ワクチン」はウイルスや細菌の病原性をなくしているため、その病気自体に感染することはないとされています。
逆に「生ワクチン」は毒性は弱められてはいますが、生きた細菌やウイルスが体内に入るので、万が一妊娠していた場合、胎児にうつる危険性があるため、接種を控えたほうがいいとのことです。
妊活・不妊治療中のインフルエンザ予防接種はおすすめ
理由:感染のリスク・重症化を防ぐため
妊娠中もタミフルは内服しても良いようですが、妊娠中の高熱により胎児への影響がある、という報告もあるようです。インフルエンザにより高熱をださないためにも、予防接種をしておいたほうがいいようです。
ちなみに、ワクチン接種してから2〜4週間かけてインフルエンザ抗体ができあがるので、接種はお早めに、ですね。
結論としては、接種していいようです。なので私は早速接種してきました!
でも実際接種されるときはぜひ!不妊治療先の先生に相談してくださいね。
ちなみに婦人科の先生以外は、残念ながら妊婦さんや胎児についてとっても慎重で専門外でもあるので、個人的にあまり相談はおすすめできません・・・笑
以上、おふみレポートでした。
参考サイト
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/dl/infu091028-01.pdf
妊娠と薬情報センター:インフルエンザのワクチン・薬情報 | 国立成育医療研究センター